MLSでFWからMFになった久保裕也の現在 《3年連続最下位》だったチームが頂点へ駆け上る仰天変化

メッシと競り合う久保 photo/Getty Images

今季は序盤から首位快走

MLS参入の2019年シーズンより3シーズン連続でイースタン・カンファレンスの最下位に沈んでいたクラブが劇的変化だ。

今季レギュラーシーズンでイースタン・カンファレンス制覇を成し遂げたのは、FCシンシナティだ。シンシナティは両カンファレンス合わせても1位の成績で、レギュラーシーズン王者となるサポーターズ・シールドを獲得している。

FCシンシナティといえば、日本代表でもプレイしたMF久保裕也が所属するクラブだ。MLSに参戦した2019年は6勝しか挙げられずイースタン・カンファレンス最下位、続く2020年は4勝のみで最下位、2021年も4勝のみで最下位と、悲惨な状況にあった。
しかし、昨年に5位まで順位を上げることに成功。そして今年は開幕から快調に飛ばし、20勝9分5敗と見事な成績を残した。25日からはMLSのNo.1を決めるプレーオフのスタートだ。

FWから中盤へポジションを移している久保裕也は今季リーグ戦無得点となっているが、途中出場を中心に24試合に出場。2020年よりチームの苦労を知る久保にとっても今季の躍進は特別なものだろう。

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