アーセナルの “切り札”トロサール アーセナルでのプレミア3ゴールは全て途中出場から

チェルシー戦で同点ゴールを決めたトロサール photo/Getty Images

チェルシー戦でも貴重な同点ゴール

プレミアリーグ第9節でチェルシーとのビッグロンドンダービーを戦ったアーセナル。

前節のマンチェスター・シティ戦では待望の勝利を収めたアーセナルだったが、この試合は精彩を欠き、チェルシーが優勢な試合展開に。先に2失点を許してしまったアーセナルだが、MFデクラン・ライスとFWレアンドロ・トロサールの終了間際のゴールにより貴重な勝ち点1を獲得した。

この試合で貴重な同点ゴールを叩き込んだトロサールだが、データサイト『Opta』によると、トロサールは現在アーセナルに加入してからプレミアリーグで3ゴールをマークしており、これはいずれも途中出場から決めたものだという。
加入から最初の3ゴールを途中出場から決めた選手はアーセナルにおいてトロサールが初めてとなったようだ。また同選手の3ゴールはいずれもチームの先制点か同点ゴール(22-23の第23節ブレントフォード戦、23-24の第5節エヴァートン戦、今節のチェルシー戦)となっており、チームにとって重要なゴールをマークしている。

アーセナルの攻撃陣は、ブカヨ・サカ、ガブリエウ・マルティネッリ、ガブリエウ・ジェズス、
エディ・エンケティアなどタレントが豊富でトロサールといえども出場時間を確保するのは簡単なことではない。

しかし、今シーズンはここまで公式戦通算8試合に出場し、4ゴール1アシストをマークしている。マンCとのコミュニティシールドでは決勝点を決めたりと少しずつチームにフィットし、結果を残している。

途中出場ながらも試合を変えることのできるトロサールがいることはアーセナルにとっても大きいだろう。昨シーズンは終盤に選手層の薄さが露呈し、優勝レースから離脱してしまったが、今季は新加入選手の影響もありチームの層も厚い。

敗戦かと思われた中で、チームに貴重な勝ち点1をもたらしたトロサールは6勝3分で未だに負けなしをキープするアーセナルの切り札となる。

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