「今後10年にわたってオーストラリアを引っ張るストライカー」 新たに出てきた大型FWモハメッド・トゥレの可能性

アデレード・ユナイテッドより欧州へ渡ったトゥレ photo/Getty Images

アジアカップで厄介な敵となる可能性も

昨年のワールドカップ・カタール大会ではベスト16に入ったオーストラリア代表は、1月に開催されるアジアカップでも優勝を狙う力を持つチームだ。

今月にはイングランド代表、ニュージーランド代表とテストマッチをおこなっており、イングランドには0-1で敗れながらも善戦している。

そしてこのイングランド戦で代表デビューを飾ったのが、フランス2部のパリFCでプレイするFWモハメッド・トゥレ(19)だ。
モハメッド・トゥレはオーストラリアのアデレード・ユナイテッドから、昨年にフランスのスタッド・ランスへと移籍。今季はパリFCへレンタル移籍しており、すでにフランス2部で1ゴールを記録している。

186cmのサイズを誇るセンターフォワードで、その期待は大きい。オーストラリア代表で10番を背負うMFクレイグ・グッドウィンは、今後の代表を支えていくタレントになるとモハメッド・トゥレのポテンシャルを評価する。

「彼は大きな可能性を秘めた選手で、僕の意見では今後10年にわたってサッカルーズを引っ張るストライカーになる可能性がある選手だ」(豪『The West Australian 』より)。

欧州へ渡ってからは思うような結果が出ていないが、オーストラリアではオランダのフォレンダムでプレイする19歳FWガラン・クオルもいる。昨年のカタール大会でも出番を得ており、こちらもポテンシャルは確かと評価されている。

モハメッド・トゥレやクオルといった若手FWがアジアカップに召集されるかは分からないが、身体能力の高い彼らのようなストライカーは要注意だ。日本代表の敵となる可能性もあり、カタール大会で自信を深めたオーストラリアは警戒すべき相手と言えそうだ。

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