8試合終わっても“0勝”の悪夢は続く 名門リヨンは降格圏17位に沈んだまま「たくさんの失望があって、もどかしい」

リヨンを引っ張るラカゼット photo/Getty Images

ロリアン戦は勝つチャンスだったが……

フランスの名門リヨンの今季初勝利が遠い。7日にはリーグ・アン第8節でロリアンと対戦したが、3-3で引き分けてしまった。これで今季の成績は3分5敗だ。

このゲームではキャプテンマークを巻くFWアレクサンドル・ラカゼットも2ゴールの活躍を見せ、前半終了段階で3-1とリードしていた。ホームで念願の初勝利といきたいところだったが、後半に2失点してしまうところに現リヨンの脆さがある。

リーグ・アンで未勝利は最下位クレルモンと17位リヨンのみ。まだ序盤とはいえ、油断もしていられない。17位は降格圏であり、このままでは名門リヨンが降格なんて最悪のシナリオも想像しなければならない。
仏『Foot Mercato』によると、ラカゼットは勝ち切れなかったロリアン戦について次のように振り返っている。

「たくさんの失望があって、もどかしいよ。サッカーは細部なところが重要で、監督も僕たちにそれを繰り返し伝えている。今日は僕たちの小さなミスで代償を払うことになった」

名門リヨンが8試合を終えて未勝利は異常事態と言えるが、光はいつ見えるのか。現時点では6ゴール16失点と攻守両面で厳しい時間が続いている。

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