サリバ&ガブリエウのCBコンビは “マスタークラス” マンCの枠内シュートを1本に抑えたCBの奮闘に称賛集まる

サリバとガブリエウのCBコンビ photo/Getty Images

マンCの攻撃陣をシャットアウト

プレミアリーグ第8節でマンチェスター・シティに1-0で勝利したアーセナル。これで8試合を終えて、6勝2分となり負けなしをキープしている。

マンCにリーグ戦では12連敗中のアーセナルだったが、一進一退の攻防を繰り広げ86分にFWガブリエウ・マルティネッリ(22)のシュートがマンCのDFネイサン・アケ(28)に当たり、ゴールネットを揺らした。このゴールを守り切ったアーセナルが待望の勝利を飾った。

この試合で、傑出したパフォーマンスを見せ称賛を集めているのがDFウィリアム・サリバ(22)とDFガブリエウ・マガリャンイス(25)のCBコンビだ。
この試合、マンCのシュート数はわずか4本となっており、枠内シュートは1本しか許していない。サリバとガブリエウのコンビはFWアーリング・ハーランドを中心とするマンCの攻撃陣をシャットアウトした。

英『Evening Standard』では「ガブリエウとウィリアム・サリバがマスタークラスでアーリング・ハーランドを抑えた」と称賛している。同メディアはサリバに「8」、ガブリエルに「9」の評価をつけており、ガブリエウの評価は同メディアでは最も高い点となった。

前半にマンCのCKからDFアケに決定的なチャンスを作られるシーンもあったが、それ以外は試合を通してチャンスというチャンスをマンCに作らせなかった。

ガリー・ネビル氏は英『Sky Sports』にて同じく守備や攻撃に奔走したMFデクラン・ライスも併せて称賛しており、「2人のCBとライスがいなければ、彼らはリーグに勝つことができないだろう」とコメントしている。同氏はガブリエウとサリバ、ライスの3人のコンディションを維持することがアーセナルにとっては、重要になると考えているようだ。

昨シーズンは3月にサリバが負傷してしまい、そこから勝ち点を落としてしまったアーセナル。シーズンは長く、過密日程の中で戦わなければならないため選手のマネジメントも重要になってくるだろう。

マンCに待望の勝利を果たしたアーセナルは20年ぶりの優勝に向け、最高のスタートを切った。

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