6部、5部の次は4部で《12戦8ゴール》と得点量産中 イングランドで密かに注目される“下位カテゴリーのハーランド”

ノッツ・カウンティでプレイするラングスタッフ photo/Getty Images

いつの日かプレミアリーグでプレイできるか

2021-22シーズンより、イングランドでは密かに注目を集めている遅咲きのストライカーがいる。

現在ノッツ・カウンティのエースとして4部相当のリーグ2で戦っている26歳のFWマコーリー・ラングスタッフだ。

2021-22シーズンまでは無名に近い存在だったラングスタッフは、2021-22シーズンにゲーツヘッドの一員として6部相当のナショナルリーグ・ノースで28ゴールを記録。チームを昇格に導くと同時に、その活躍から当時5部相当のナショナルリーグに所属していたノッツ・カウンティに引き抜かれることになった。
昨季のノッツ・カウンティはナショナルリーグでレクサムと超ハイレベルな優勝争いを展開し、最終的にはレクサムが46試合で勝ち点111を稼いで優勝。ノッツ・カウンティは勝ち点107で惜しくも2位となったが、昇格プレイオフを制して4部相当のリーグ2昇格を決めた。

ラングスタッフは昨季もナショナルリーグで圧巻の42ゴールを記録し、得点王を獲得。2021-22シーズンの6部相当ナショナルリーグ・ノースでの得点量産に続き、昨季はナショナルリーグでも見事な得点感覚を披露したのだ。

今季からは活躍の場が4部相当のリーグ2に移ったわけだが、ラングスタッフに戸惑いはない。今季も12試合を消化した時点で8ゴールと大暴れで、得点ランク2位につけている。そのラングスタッフの活躍もあり、昇格組ながらノッツ・カウンティはリーグ首位に立っている。

すでに26歳とラングスタッフは中堅世代に入っているものの、その得点感覚はなかなか興味深い。6部からコツコツとカテゴリーを上げ、ここまでは順調にゴールを重ねている。昨季は42ゴールと大暴れだったことから、『5部のハーランド』なんて声も出ていたほどだ。

今季もこのまま得点量産となれば、3部や2部のクラブが獲得へ動き出すかもしれない。下位カテゴリーでプレイしている選手とはいえ、イングランドではちょっとした注目プレイヤーとなっているのだ。

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