オナナ苦戦の裏でインテル新守護神が絶好調「オナナを懐かしむことがなくなった」

オナナと対照的に大活躍のゾマー photo/Getty Images

5試合で失点は2

今夏にインテルからマンチェスター・ユナイテッドへ移籍したGKアンドレ・オナナ。しかしここまで多くの失点を喫してしまい、CLバイエルン戦ではレロイ・サネの緩いシュートをセーブミス。批判にさらされる事態となっている。

対照的に、インテルの守護神に収まったスイス代表ヤン・ゾマーは好調だ。ここまでCLレアル・ソシエダ戦を含む5試合で、失点はわずかに2つ。そのソシエダ戦ではミケル・オヤルサバルの至近距離からのヘディングシュートをセーブするなど安定感を見せており、新天地でさっそくフィットしたのはさすがだ。

オナナ放出には財政的な意味合いもあったが、英『Daily Mail』は、もうインテルのファンはオナナを懐かしむことがなくなったとゾマーの活躍を報じている。
「ゾマーはピッチ上で非常に発言力があり、ディフェンダーを組織し、なによりも試合の決定的な瞬間に常に注意を払っている。体格もよく、ポジション感覚も前任者よりもグレードアップしているように見える」

ブンデスリーガで長くプレイしてきたその経験値は貴重。夏のマーケットではトッテナムへ移籍した元エンポリのGKグリエルモ・ヴィカーリオがインテルの第一候補と考えられていたが、今のところインテルがこの守護神を獲得したのは大正解だ。

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