ドンナルンマの後任は大変だ PSG新守護神の3失点に早くも厳しい指摘「まだカリスマ性がない」

ストラスブール戦で3失点を喫したシュヴァリエ photo/Getty Images

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ストラスブール戦で3失点

果たしてジャンルイジ・ドンナルンマに負けないパフォーマンスを見せられるのか。今夏リールからパリ・サンジェルマンに移籍したフランス代表GKリュカ・シュヴァリエには大きなプレッシャーがかかっていることだろう。

18日にPSGはリーグ・アン第8節で好調ストラスブールと対戦したが、結果は3-3のドローに。このゲームでもシュヴァリエがゴールを守ったが、3失点のうち2点は防げたのではないかと厳しい意見が出ている。

シュヴァリエのパフォーマンスに疑問を投げかけたのは、現役時代は自身もGKであり、2002年からは指導者の道に入っているリオネル・シャルボニエだ。
仏『Foot Mercato』によると、シャルボニエが問題視したのは1点目と2点目の対応だ。1点目は右サイドのクロスから売り出し中のFWホアキン・パニチェッリにヘディングシュートを決められたが、シュートスピードそのものはそこまで速くなかった。シュヴァリエはバックステップを踏んでから横っ飛びしたが、シャルボニエは逆に前へステップしてほしかったと語る。

「彼は十分な仕事をしなかったよ。1失点目の時は、相手のヘディングシュートの際に彼は後ろへ下がっていた。下がるのではなく、前へ出るべきだった。後ろに体重をかけていたから、後方へと飛び込んでしまった。2失点目では足を伸ばそうとしたが、スパイクのスタッドが芝に引っかかってしまった。リールでのパフォーマンスを考えれば、あの2点は許していないだろう。彼はとても小柄だが、PSGのゴールマウスは大きすぎる印象を受けるね。まだカリスマ性がない。とはいえ、ここから成長するはずだ。時間も必要だからね」

昨季のCL制覇に貢献したドンナルンマの代わりを務めるのは大変なことだ。シュヴァリエにとってストラスブール戦は少々厳しい結果となってしまい、今後もこうした細かな部分は指摘されていくことになるだろう。



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