古橋の元ライバルが“MLS得点ランク首位”に 22戦14ゴールとアメリカでも冴え渡る得点力

アトランタ・ユナイテッドでプレイするギアクマキス photo/Getty Images

その得点力は本物だ

今やアメリカ・MLSはすっかりインテル・マイアミFWリオネル・メッシ一色といったところだが、他のアタッカーにも目を向けたい。

現在MLSの得点ランク首位を走るのは、ナッシュビルFWハニ・ムフタル、ロサンゼルスFC所属FWデニス・ブアンガ、そして今年2月にセルティックからアトランタ・ユナイテッドに移籍したFWギオルゴス・ギアクマキスの3人で、ともに14ゴールで並んでいる。

英『Daily Record』が注目したのは、セルティックを離れたギアクマキスだ。ギリシャ代表のストライカーであるギアクマキスは、セルティックで日本代表FW古橋亨梧のライバルだった。最終的には古橋に軍配が上がったのだが、ギアクマキスも2021‐22シーズンにはスコットランド国内リーグ21試合で13ゴールを挙げるなど結果を残していた。
その得点力はアメリカでも冴え渡っているようで、今年のMLSで22戦14ゴールと見事な成績を残している。16日にはインテル・マイアミとのリーグ戦が行われ、ギアクマキスはここでもきっちりと1ゴールを記録している。インテル・マイアミ側はメッシが筋肉疲労の影響で欠場していたこともあり、ゲームはアトランタ・ユナイテッドが5-2で勝利している。

セルティックでは少し苦い思いも味わったかもしれないが、MLS1年目から結果を出してくるあたりはさすがだ。オランダのVVVフェンロ時代にはエールディヴィジで得点王のタイトルも手にしており、その得点力は本物なのだろう。

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