鎌田大地はミリンコビッチ・サビッチに代わるラツィオの柱となる 「ラツィオとサッリはそれを楽しむことになるだろう」

今夏ラツィオへ移籍した鎌田 photo/Getty Images

ゴール&アシストなど分かりやすい結果が求められる

20日、ラツィオへ移籍した日本代表MF鎌田大地の新たな戦いが幕を開ける。セリエA第1節の相手はレッチェだ。

鎌田に任されるメインミッションとなるのがMFセルゲイ・ミリンコビッチ・サビッチの穴埋めだろう。昨季までミリンコビッチ・サビッチはラツィオ攻撃陣の中心で、昨季もセリエAで9ゴール8アシストの成績を残している。フィニッシュからチャンスメイクまでこなせるトップレベルのMFだったのだ。

そのミリンコビッチ・サビッチは今夏にサウジアラビアのアル・ヒラルへ移籍しており、ラツィオにとってダメージは大きい。今夏に加えた鎌田にはミリンコビッチ・サビッチに近い働きを期待したいところだろう。
初のセリエAで難しいミッションではあるが、伊『Sololalazio』は鎌田ならその役割をこなせるはずと能力に太鼓判を押す。

「ラツィオにはミリンコビッチを後悔しない準備ができている。鎌田にはフランクフルトでの6年間の経験、さらには欧州カップ戦での経験もあり、彼は新生ラツィオにとって貴重な選手となる。今後、ラツィオとサッリはそれを楽しむことになるだろうし、サッリは彼にポスト・ミリンコビッチの地位を託すことになるだろう。ラツィオは過去2シーズンで20ゴールを奪ったミリンコビッチを失ったわけだが、鎌田もフランクフルトで40ゴール33アシストの記録を残している」

やはりミリンコビッチ・サビッチの代わりとなれば、得点&アシストといった分かりやすい働きが求められる。鎌田ならその役割をこなせるとの評価だが、初のセリエAでどこまで数字を伸ばせるだろうか。

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