腕章がなくとも、キャプテン? ポチェッティーノがチェルシーの新キャプテンにT・シウバを指名しなかった理由を明かす

チェルシーを引っ張るチアゴ・シウバ photo/Getty Images

新キャプテンはリース・ジェームズが担当

マウリシオ・ポチェッティーノ新監督を迎え、新たなチーム作りを行うチェルシー。開幕戦はリヴァプールを相手に1-1のドロー。しかし、試合内容自体は悪くなく、今シーズンの飛躍を期待させるものであった。

開幕後に、MFモイセス・カイセドとMFロメオ・ラヴィアを獲得し、更なる戦力アップを図ったチェルシーは、今シーズンの楽しみなチームの1つだ。

新戦力の補強と共に、人員整理も行わなければならなかったチェルシーは、キャプテンを務めていたセサル・アスピリクエタも退団した。新キャプテンの任命もポチェッティーノ監督は行い、下部組織出身のリース・ジェームズが新キャプテンに任命された。またベン・チルウェルが副キャプテンに決まった。
経験が豊富なチアゴ・シウバもキャプテンの候補ではあったが、ポチェッティーノ監督はT・シウバをキャプテンに任命しなかった理由を英『Evening Standard』にてコメントしている。

「さまざまな理由から、私は現在だけでなく将来にも目を向けている。 リースはキャプテンになる準備ができているので、良い状況だった。38歳でもうすぐ39歳になるチアゴのような賢い選手の場合、彼は腕章の必要性について考えていると思うかい? 彼はリースやチルウェルと同じようにキャプテンでもあるんだ」

「キャプテンになった気分を味わうのに腕章を付ける必要はない。彼はキャプテンでもあり、チルウェルとリースを助けることになる。彼はクラブにとって素晴らしいキャプテンになるだろう」

T・シウバは腕章をつけなくてもチームにとっては欠かせないリーダーシップとキャプテンシーを持っていると指揮官は考えているようだ。

新キャプテンのR・ジェームズが怪我で離脱したこともあり、指揮官も信頼をおくベテランのT・シウバには若いチームをまとめる働きも期待される。

38歳という大ベテランでありながらも、開幕戦で傑出したパフォーマンスを見せたT・シウバは今シーズンも後方からチームを支える精神的支柱になるだろう。

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