今季は“ブンデス得点王”候補の1人だ 昨季19戦9ゴールのハラーが握るブンデス制覇のカギ

ドルトムントの最前線に構えるハラー photo/Getty Images

レヴァンドフスキが抜けて得点王レースは変わった

昨夏アヤックスからドルトムントに移籍したFWセバスティアン・ハラーは、開幕前に悪性の精巣腫瘍が見つかり、手術を受けることになった。

懸命に闘病を続けたハラーは、年明けからチームに合流。1月22日にドルトムントの選手としてデビューすることになった。

チームもハラー合流から一気に調子を上げることになり、終盤まで王者バイエルンを追い詰めた。光ったのはハラーの得点力だ。
昨季のハラーはブンデスリーガ19試合に出場し、9ゴール5アシストの成績を残している。ブンデスリーガではフランクフルト時代にも結果を出しているが、やはり得点力は高い。

昨季のブンデスリーガはブレーメンFWニクラス・フュルクルクとライプツィヒFWクリストファー・エンクンクがトップとなる16ゴールを挙げたが、ロベルト・レヴァンドフスキ退団によって得点王レースはかなりの接戦となった。新シーズンはどうなるか分からないが、この数字ならばハラーは得点王を狙えるのではないか。アヤックス時代には2021-22シーズンにリーグ戦21ゴールの数字を残している。

エンクンクはチェルシーへと移籍しており、これもハラーにとっては得点王を狙いやすい条件と言えよう。ドルトムントのリーグ制覇にはハラーの活躍が欠かせず、得点王レースに絡んでくれれば言うことなしだ。

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