昨季はリーガで“11ゴール”と一気にブレイク FWからMFへと変わったガブリ・ベイガに広がる可能性

セルタで活躍するガブリ・ベイガ photo/Getty Images

得点を奪えるMFとして完成形へ

昨季に評価を上げ、今夏の市場でも注目を集めているセルタMFガブリ・ベイガ(21)。

ブレイクした理由の1つに、得点力が挙げられる。ガブリ・ベイガは昨季リーグ戦で11ゴールを挙げており、セントラルMFの位置から多くの得点に絡んでいる。

現在スペイン代表の中盤にはガビ、ペドリ、ファビアン・ルイスら実力者が揃っており、ここに割って入るのは簡単ではない。しかし、得点力ではガブリ・ベイガが一歩上を行くかもしれない。
ガブリ・ベイガは10代の頃にFWを務めていた経験を持ち、サイズも185cmと大きい。前線での経験が今に繋がっているのは確かで、以前セルタの監督を務めていたカルロス・カルバハルもガブリ・ベイガにポジションを下げた方がいいと助言していたと語っている。

「彼には10番としてプレイすれば非常に良い選手になるだろうと伝えた。ただ、セントラルMFとしてゴールとアシストを増やせるなら、世界で唯一無二の存在になれるとも伝えたよ」 (『sky Sport』より)。

ガブリ・ベイガは先日まで開催されていたU-21欧州選手権にU-21スペイン代表の一員として参加し、準優勝に貢献している。チームにはアスレティック・ビルバオのオイアン・サンセト、ビジャレアルのアレックス・バエナら中盤のライバルがいたことでスタメンの機会は限られたが、ガブリ・ベイガの実力も高い。でにビッグクラブからの関心も噂されるが、得点を奪えるMFとして完成されれば面白い存在となるだろう。

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