アーセナルの運命を分けたサリバの離脱 G・ジェズスが振り返る昨季の問題「彼がプレイしないときは失点が増える」

怪我で終盤に離脱したサリバ photo/Getty Images

最終ラインの強化は必須

現在はアヤックスDFユリエン・ティンバー獲得へ近づいているとされるが、アーセナルは今夏のDF補強が欠かせない。

昨季はプレミアリーグ首位を走りながら、終盤にマンチェスター・シティの逆転を許した。

前線の軸となってきたFWガブリエウ・ジェズスは、DFウィリアム・サリバの負傷離脱が痛かったと嘆く。
サリバは3月より負傷離脱してしまい、同時期は日本代表DF冨安健洋も離脱していた。守備の層が一気に薄くなり、これもアーセナルが勝ち点をこぼした理由の1つだ。ジェズスもサリバの重要性を次のように語っている。

「サリバがプレイするときは失点が少ないけど、彼がプレイしないときは失点が増える。僕が負傷したときはエディが代わりを務めてくれたし、その後はトロサールとも契約してペースを保っていた。でもサリバが離脱したときの状況は複雑だったね。他のDFも優れているけど、難しい状況でプレイしていたからね」(英『90min』より)。

実際に4月はリヴァプール(2-2)、ウェストハム(2-2)、サウサンプトン(3-3)と勝ち点を取りこぼし、シティとの直接対決も1-4で落とした。

守備の補強は必須であり、新シーズンは冨安のフル稼働にも期待したいところ。今のシティと互角に戦うには選手層を厚くしておく必要があり、ジェズスも感じているように最終ラインの強化は重要だ。

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