“セルビアのエジル”がイタリアで成長中 ウディネーゼの中盤操る若きマエストロ

ウディネーゼでプレイするサマルジッチ photo/Getty Images

セリエA挑戦時は無名に近かったが……

ドイツではまだ無名に近かったかもしれないが、イタリア・セリエAで評価を伸ばす『セルビアのエジル』がいる。

2021年からウディネーゼでプレイするMFラザル・サマルジッチ(21)だ。

伊『Gazzetta dello Sport』はサマルジッチをそのように表現しており、その評価は上昇を続けている。ウディネーゼ移籍当初は300万ユーロだった市場価値も今や1400万ユーロだ。
サマルジッチはヘルタ・ベルリンのアカデミーで育った選手で、その後育成に定評があるライプツィヒへ移籍。ライプツィヒではブンデスリーガの戦いも経験しているが、プレイタイムは僅か197分間だ。

その後2021年にウディネーゼ移籍を選択することになり、この時はイタリアでも無名に近かったはずだ。

しかしサマルジッチはウディネーゼの中盤を統率する主力となり、昨季もセリエ37試合に出場して5ゴール4アシストの成績を残している。

世代別代表ではドイツを選んでいたが、A代表はセルビアを選択。今年3月にはA代表デビューを果たしており、セルビアにとっては楽しみな若きプレイメイカーだ。

ウディネーゼでのブレイク次第ではさらに上を目指せるはずで、セルビアのエジルの今後が楽しみだ。

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