ブロゾビッチ、モドリッチ、コバチッチらに続く中盤の才能 オランダ戦でも輝いたイヴァンシッツの成長

クロアチア代表のイヴァンシッツ photo/Getty Images

中盤こそクロアチア最大のストロングポイント

14日にネーションズリーグ準決勝でオランダ代表を撃破し、決勝へ駒を進めたクロアチア代表。

2018年のワールドカップ・ロシア大会準優勝から国際大会で結果を出し続けているクロアチアのストロングポイントといえば、中盤だ。

レアル・マドリードMFルカ・モドリッチ、インテルMFマルセロ・ブロゾビッチ、チェルシーMFマテオ・コバチッチ、アタランタMFマリオ・パシャリッチなど、ここにはワールドクラスのタレントが揃う。
37歳のモドリッチに関しては世代交代の時が近づいているものの、クロアチアからはまだまだ若い実力派MFが出てきている。

今回のオランダ戦で先発出場から1アシストを記録したのは、国内の名門ディナモ・ザグレブでプレイする24歳のMFルカ・イヴァンシッツだ。

左のウイングでもプレイすることのある選手だが、セントラルMFでの起用も多い。今季は国内リーグで12ゴール5アシストと見事な成績を残しており、得点を奪えるMFとして評価を高めている。

まだ5大リーグでのプレイ経験はないが、2019年よりプレイするザグレブでは通算166試合に出場と確固たる地位を築いている。代表ではなかなか主力に定着できなかったが、デビューは18歳だった2017年とかなり早い。国内でも期待されていた有望株だったのだ。

やや本格ブレイクまで時間はかかったが、来年のEURO2024ではメンバーに入れるかもしれない。世代の近いところではモドリッチ2世候補とも言われるレンヌMFロヴロ・マイェル(25)も出てきており、クロアチア黄金の中盤はもうしばらく続きそうだ。

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