“得意の形”から浦和レッズの逆転勝利を呼び込む 右から流し込んだ酒井宏樹の同点弾

右SBで先発した酒井 photo/Getty Images

同点ゴールを決めた酒井


浦和レッズはJ1第11節延期分で、サンフレッチェ広島と対戦した。後半に1点を失うものの、2ゴールを決めて見事逆転勝利を飾った。この試合で1点を決めて勝利に貢献した男が酒井宏樹である。

右サイドバックで先発した酒井は、前半から積極的な攻撃参加を披露して厚みを加える。ダヴィド・モーベルグとの右からのコンビや、逆サイドの関根貴大とも絡みながら得点のチャンスを生み出した。

そして1点ビハインドで迎えた72分、右サイドから崩していくとペナルティエリア内で伊藤敦樹からのパスを受けた酒井がファーポストに流し込んでゴールネットを揺らす。後半アディショナルタイムに逆転ゴールを決めた浦和が上位対決を制した。

酒井があの位置まで上がっていたことは、選手交代を機に押し込んでいた浦和において象徴的なシーンだろう。また右からのファーへと流し込むシュートを得意としており、浦和では何度か今節のようなゴールを決めている。加入3年目のキャプテンがチームを攻守で支えているのだ。

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