今季は最悪の補強とまで言われたリシャルリソン 来季での復活を誓う

来季での活躍を誓うリシャルリソン photo/Getty Images

移籍初年度は悔しい1年に

プレミアリーグで、チェルシー同様に今シーズン悔しい1年を過ごしたのがトッテナムだ。アントニオ・コンテのもとプレミアリーグ優勝を狙うシーズンだったが、3月にはコンテも解任され、結果的に8位でのフィニッシュになってしまった。

FWハリー・ケインは最終的に30ゴールをマークしたが、昨シーズン23ゴールをマークしていたソン・フンミンは10ゴールに終わってしまった。チーム全体が苦しいシーズンとなってしまったトッテナムだが、より厳しい結果となってしまったのがFWリシャルリソンだ。今季から加入し、エヴァートン時代の活躍を期待されたが、27試合1ゴール3アシストに終わった。彼自身の怪我やパフォーマンスの低さ、チーム状況も良くなかったこともあるが、悔しいシーズンとなった。そんなリシャルリソンが自身のInstagramでシーズンの振り返りと来季への意気込みを発信している。

「私にとって夢のようなシーズンでなかったことは明らかだ。私は自分の契約とチャンピオンズリーグ出場を賭けて競争するクラブに来た。そして、私は自分ができることもできず、トッテナムのクラブとしての目標も達成できないまま、この最初のシーズンを終えた。私を見てきた人なら誰でも、度重なる怪我は、これまで私には起きたことのないことだったとわかる。そのため結果を出すことができず、そのことが私をとてもイライラさせ、私の活躍を台無しにした。フィールド上では常に献身的にプレイしてきたが、それだけでは十分ではなかったと分かっている。今は休んで、いいメンタル状態に切り替え、もう一度を100%のフィジカルの状態で、そしてさらに強くなって来シーズンをスタートするために体に気をつけるときだ」
エヴァートン時代にはほとんどの試合に出場したが、今季は慣れない怪我の影響でプレミアでは1006分のみの出場に終わった。昨シーズンの半分以下の出場時間となってしまった。しかしエヴァートンでのリシャルリソンのプレイを見てきた人たちは同選手の凄さを知っている。苦難の1年を経て、来シーズンのリシャルリソンの爆発に期待したい。

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