中国では5年で100アシスト超えと無双状態 “まだ31歳”なオスカルの気になる未来「チェルシーに戻るのは夢」

中国でプレイを続けるオスカル photo/Getty Images

まだ欧州でのプレイは可能か

財政難に陥るクラブも増えるなど、以前の勢いを失った中国スーパーリーグ。今では話題に上がる機会も少なくなったが、今でもそこで活躍するスーパースターはいる。

その1人がブラジル人MFオスカルだ。

オスカルといえば2012年よりチェルシーで活躍してきた元セレソンメンバーであり、同選手の中国行きで中国スーパーリーグの資金力や勢いを痛感した人も多いだろう。
オスカルが中国の上海上港へ移籍したのは2017年のことで、まだまだトップレベルでプレイしていた頃だ。ブラジル代表でも中心選手だっただけに、一部では5大リーグ離脱をもったいないと捉える向きもあった。

そんなオスカルは今でも中国でハイパフォーマンスを見せており、今季は開幕から9試合で1ゴール5アシストを記録。気付けば上海上港でのアシスト数は100を超え、通算184戦53ゴール101アシストと圧巻の成績だ。

5年半を中国で過ごしている今のオスカルをどう評価すべきかは難しいところだが、以前よりオスカルは欧州復帰の可能性を捨てていない。その候補地には古巣チェルシーも含まれているのだ。

英『TalkSport』によると、31歳を迎えたオスカルは改めて欧州復帰への意欲を口にしており、チェルシーでプレイすることを夢と語っている。

「チェルシーに戻るのはもちろん夢だ。僕がチェルシーに対して抱いている情熱は誰もが知っているだろう。あそこには良い思い出がたくさんある。チェルシーでプレイする夢はまだあるよ」

上海上港は開幕から無敗で首位に立っているものの、今の中国スーパーリーグに以前ほどの魅力があるかは微妙なところ。すでに中国を離れた外国人助っ人も多く、オスカルも今後の決断が注目される。

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