セインツやリヴァプールにも所属した元英代表FWの現在 4部から成り上がりプレミアでエースとなった男は指導者の道へ

セインツでプレイしたランバート氏 photo/Getty Images

31歳でイングランド代表に初選出

下部リーグから経験を積み、プレミアリーグへと上りつめた元イングランド代表FWが新たなキャリアへと歩み始めたようだ。サウサンプトンでエースとして活躍したリッキー・ランバートである。

1999-00シーズンに3部のブラックプールでキャリアをスタートさせたランバートは、4部や3部リーグで得点を決め続け、2009-10シーズンに当時3部だったサウサンプトンに加入。初年度からリーグ戦45試合3ゴールを決めると、翌年にもエースとして2部昇格に貢献した。チャンピオンシップでも42試合27ゴールと昇格初年度でプレミアへ昇格させ、セインツ加入から3シーズンでプレミアへとたどり着いた。

その後もプレミアで2年連続二桁得点を記録するなどゴールを量産。2013年には31歳にしてイングランド代表に初招集され、デビュー戦でゴールも決めた。2014-15シーズンにはリヴァプールへ移籍し、ウェストブロムやカーディフを経て2017年に現役を引退した。

そんなランバートは、アカデミーコーチとしてウィガンに加入したとクラブ公式が発表している。指導者ライセンス取得を目指しており、U-16チームのカップ戦決勝に帯同してコーチとして勝利に貢献。ランバート氏も「彼らの旅に少しでも貢献できれば、それは素晴らしいことだ」とコメントした。

さまざまなカテゴリで研鑽を積んできたランバート氏がどのような指導者キャリアを歩むのか、今後に注目だ。

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