ベリンガム、バルベルデ、カマヴィンガが揃えば脅威に 2年で完成迫るレアル“KCM”の後継ユニット

レアルの獲得レーダーに入っているベリンガム photo/Getty Images

カマヴィンガ獲得の2021年よりスムーズな動きを見せている

ルカ・モドリッチ、トニ・クロース、カゼミロの中盤黄金トリオは、レアル・マドリードに多くのタイトルをもたらした。この中盤ユニットに代わる組み合わせを見つけるのは困難と誰もが考えるだろう。

しかし、早くも答えは見えつつある。すでにカゼミロはマンチェスター・ユナイテッドに去ったが、後釜にはオーレリアン・チュアメニとエドゥアルド・カマヴィンガの若きフランス人MFコンビが伸びている。特にカマヴィンガは緊急時に左サイドバックもこなすなど存在感を増しており、この1年で一気に主力レベルへと成長してきた。アンカー問題はクリアできるだろう。

あとはクロース、モドリッチの後継者だ。両者ともトップレベルを維持しているが、世代交代の時はそう遠くない。特にモドリッチは37歳と大ベテランだ。
タイプは異なるが、モドリッチの後継者として理想のターゲットは獲得が噂されるドルトムントMFジュード・ベリンガムだ。ブンデスリーガNo.1級のセントラルMFに育ったベリンガムは縦への推進力もあり、攻守両面で違いを生み出せる。足下の技術も高く、レアルの中盤に求められるタスクもこなせるはずだ。

ここにフェデリコ・バルベルデも入ってくる。右のウイングでも起用されてきたが、最近はロドリゴ・ゴエスが右サイドで存在感を高めている。バルベルデ本来のポジションは中盤であり、バルベルデもかなりの推進力を誇るMFだ。ベリンガムと中盤で並ぶ構図は是非とも見てみたい。

26歳と中堅世代のダニ・セバージョスの今後も気になるところで、すでにタレントは揃いつつある。英『Daily Mail』もカマヴィンガを獲得した2021年から2年足らずで新たなる中盤ユニットが完成するかもしれないと取り上げており、想像以上のスピードで中盤の世代交代は進みそうだ。

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