“13回”もの監督交代が行われた今季 プレミアリーグの史上最多数を更新

ポッター監督は今季2度の監督交代を経験 photo/Getty Images

チェルシーはランパード監督を招へい

ブレンダン・ロジャース監督を解任したレスターは後任としてディーン・スミス監督を迎え入れた。昨年8月、開幕して早々にボーンマスがスコット・パーカー監督を解任してから、今季プレミアリーグではなんと13名もの指揮官が解任された。

ボーンマスに始まり、9月にはチェルシーがトーマス・トゥヘル監督を解任し、グレアム・ポッター監督を招へい。ブライトンは引き抜かれる形で指揮官を交代することとなった。

10月以降もブルーノ・ラージ監督(ウォルバーハンプトン)、スティーブン・ジェラード監督(アストン・ヴィラ)、ラルフ・ハーゼンヒュットル監督(サウサンプトン)がクラブを去り、今年に入ってからフランク・ランパード監督(エヴァートン)、ジェシー・マーシュ監督(リーズ)が解任されると、サウサンプトンがわずか95日でネイサン・ジョーンズ監督を更迭した。
その後もパトリック・ヴィエラ監督(クリスタル・パレス)、アントニオ・コンテ監督(トッテナム)がそれぞれチームを離れると、4月にはロジャース監督と同日にチェルシーがブライトンから引き抜いたポッター監督を電撃解任している。

英『the Athletic』によれば13回の監督交代数は、プレミアリーグで史上最多の記録に。これほどまでの監督交代が行われた要因として、FIFAワールドカップの中断によって体制を整える十分な時間が与えられたこと、さらには残留争いが今まで以上に接戦となっていることで、多くのクラブが危機感を持っていることを挙げている。

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