サラーの次はオシムヘン イタリアの名将がまた怪物ストライカーを生み出した

試合後に勝利の喜びを分かち合うオシムヘンとスパレッティ photo/Getty Images

今の僕を作り上げたのはナポリ

今季大ブレイク中のナポリに所属するビクター・オシムヘン。2020年に決断したナポリへの移籍は、自身にとって「大きな転機」となったようだ。

現在24歳のオシムヘンは、ヴォルフスブルクやリールなどを経て2020年夏にナポリへ移籍。怪我で離脱することも多々あるが、ピッチでは圧倒的な存在感を放っており、1年目は公式戦30試合に出場して10ゴール3アシスト、2年目は同32試合で18ゴール6アシストと、しっかり結果を残してきた。

ただ、加入2年目までの活躍はオシムヘンにとってまだまだ序章に過ぎず、3年目となる今季はさらに大爆発。ここまで公式戦29試合に出場して25ゴール5アシストを記録している。セリエAの首位を独走するナポリの躍進を支えるとともに、チャンピオンズリーグではクラブ史上初のベスト8へ導いてみせたのだ。
そんなオシムヘンが仏『FRANCE FOOTBALL』のインタビューで愛するナポリについて語った。

「ナポリは僕の人生を変えた。街全体がチームのために生きているんだ。こんな状況を僕は見たことがなかったよ。僕がここへ来たとき、メルテンスとクリバリにこの光景が真実かどうか尋ねた。彼らは僕にまだ何も見ていないだろうと言ってきたけどね」

「ファンのみんなは選手たちに愛情を与えたいだけ。スタジアムで彼らは素晴らしい振る舞いを見せ、僕らを助けてくれる。僕がイタリアへ来たとき、一部の人たちは僕のことを信じてくれなかったかもしれない。でも、クラブやチームメイトたちは信じてくれた。これが根底にある。爆発するには適切な場所が必要なんだ。ナポリが僕の居場所さ」

さらに、ルチアーノ・スパレッティ監督との出会いも、オシムヘンの本格的な覚醒には重要だったかもしれない。2021年からチームを率いる同指揮官について、次のように述べている。

「スパレッティと一緒なら、僕は迷うことがないんだ。僕はゴールを決めるけど、最初のディフェンダーでもある。そうしなければ、彼が怒るんだよ。でも、彼は天才だよ。ピッチで彼の言う通りにすれば、どんな相手にも勝てるからね。今日、ナポリにいられること以上に幸せなことはない。今の僕を作り上げたのはナポリだ」

今や世界を代表するストライカーとなっているモハメド・サラー(現リヴァプール)も以前、ローマ時代のスパレッティ監督との出会いが自身の人生を変えた要因の一つと明かしていた。サラーに続いて、オシムヘンという新たな怪物ストライカーを生み出した名将スパレッティの手腕もさすがだろう。

現在負傷離脱中のオシムヘンだが、復帰が間近との報道もある。少しでも早くチームに戻り、今季は1つでも多くのタイトルをチームにもたらしたいところだが、はたして。

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