3位との勝ち点差は驚きの“41ポイント”…… 勝率93.5%と無敵すぎるセルティック一強状態をどう見るか

今節は古橋のゴールなどでレンジャーズを撃破したセルティック photo/Getty Images

アバディーンとの差は異常なほど開いている

スコットランド国内リーグでは8日にセルティックVSレンジャーズの頂上決戦が行われ、セルティックがFW古橋亨梧の2ゴールもあって3-2の勝利を収めた。

盛り上がる首位攻防戦ではあったが、レンジャーズでもセルティックを止められないとなればスコットランド国内に敵はいなくなる。31試合を消化した現段階でセルティックの成績は29勝1分1敗。勝ち点88を稼いでおり、勝率は93.5%とかなり高い。

奪った得点数は98ゴール、失点は23点にまとめられており、特に攻撃面は印象的だ。1試合平均3ゴールを超えていることになり、やはり国内での強さは圧倒的だ。
他クラブとの差も大きい。今回の勝利で2位レンジャーズとの勝ち点差は12ポイントに広がったが、凄いのは3位アバディーンとの差だ。アバディーンの勝ち点は47となっているため、首位セルティックとの勝ち点差は実に41ポイントも離れていることになる。首位と3位チームの勝ち点差としては異常とも言える。

SNS上では戦力に差がありすぎるとの意見も出ており、リーグの競争力には疑問も残るか。アンジェ・ポステコグルーの作り上げたチームは見事に機能しているものの、今季はチャンピオンズリーグ・グループステージを2分4敗の未勝利で終えるなど欧州では苦戦傾向にある。国内で首位を独走しているとはいえ、そのチーム力を正確に測るのは難しい。

国内で圧倒的すぎるがゆえに評価は難しく、やはりセルティックが高い評価を得るにはチャンピオンズリーグで結果を出すしかない。日本人選手が数多く参戦したことからスコットランド国内リーグには注目が集まっているが、そのリーグレベルは何かと議論を呼び続けている。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ