「あれは違うマグワイアだった」クリーンシートに貢献のマグワイア、指揮官に猛アピール

さすがの働きをみせたマグワイア photo/Getty Images

安定したパフォーマンスを見せたマグワイア

プレミアリーグ第30節でエヴァートンと対戦したマンチェスター・ユナイテッド。CL圏内の争いは近年見られなかったほどの混戦を極めている。勝ち点差がそこまで離れていないため、1試合で順位は大きく入れ替わる状況。好調なニューカッスルやトッテナム、ウナイ・エメリが指揮をとってから順位を急激に伸ばしてきたアストン・ヴィラも絡むため、ユナイテッドは勝ち点3が欲しい試合であった。

試合は序盤からいつもよりポジションを落とし、自陣からのロングフィードで幾度となくチャンスを演出したMFブルーノ・フェルナンデスの活躍もあり、2-0と危なげなく勝利した。途中CFマーカス・ラッシュフォードの負傷交代など今後に向けて心配なところも出てきたが、嬉しい材料もある。CBのハリー・マグワイアのプレイだ。

ラファエル・ヴァランの代役として出場したマグワイア。1月3日のボーンマス戦で先発出場して以来、ホームでのプレミアリーグは3試合でわずか5分間のみの出場だったが、この試合のパフォーマンスに指揮官のエリック・テン・ハーグは満足していると答えている。英『BBC』が伝えた。
「あれは、最初の数週間や数カ月で見たものとは違うハリー・マグワイアだった。ハリーにとっては簡単なことではなかったが、要求は彼にかかっている。彼は今日、ポゼッションの内外で対戦相手を支配し、指示を送り、パスをしたりと本当にうまくやった」

この試合のクリーンシートに貢献したマグワイア。活躍は良いアピールとなったはずで、総力戦となるシーズン終盤に向けて彼の活躍は欠かせない。

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