18試合で2ゴールも「プレッシングのプロセスにおけるリーダー」 貢献度抜群のCFベグホルストはマンU完全移籍も見えてきている

ベグホルストはテン・ハーグ監督からの信頼が厚い photo/Getty Images

前線から走り回っている

マンチェスター・ユナイテッドは今夏の移籍市場で一線級のセンターフォワードの獲得に動くとみられている。

現在はFWアントニー・マルシャルとFWボウト・ベグホルストの2人がCFとして数えられているが、マルシャルは負傷により多くの試合を欠場している。そのため1月にローンでやってきたベグホルストがスタメンの座を掴んでおり、場合に応じてFWマーカス・ラッシュフォードも最前線で起用されている状況だ。

新戦力候補にはトッテナムのFWハリー・ケインやナポリのFWヴィクター・オシムヘンといった大物の名前も挙がっているが、そういった選手の獲得に成功した場合、マルシャルやベグホルストの去就はどうなるのか。英『Manchester Evening News』によると、指揮官のエリック・テン・ハーグ監督はベグホルストの働きを高く評価しているようで、完全移籍での獲得も仄めかしている。
「(彼に完全移籍の可能性があるのは)もちろんだし、彼はサッカーにおける多くの役割(私が好んでいる役割)を実にうまくこなしていると思う。そして彼は我々のために本当に良い仕事をしてくれている」

「彼はプレッシングのプロセスにおけるリーダーであり、プレスを仕掛けるのも、戻りながらプレスするのも非常にうまい。彼はしっかりポジションを取るし、連係プレイもとてもうまくやっている。良い動きをしているし、他の選手のためにスペースを作っている。セットプレイも得意だ。彼はこのチームに本当に貢献している」

「クリスマス以降は25試合を戦って2敗だったと思う。彼はほぼ全試合に出場しているから、成功の一端を担っていることは間違いない」

マンU移籍後のベグホルストは公式戦18試合に出場しており、その全てが先発起用だ。まだ2ゴールと得点を稼ぐことができていないのは残念だが、このまま出場を続けていけばゴール数も徐々に伸びていくことだろう。来季以降もマンUでプレイするベグホルストの姿が見られるか。

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