現U-21最高のプレイヤーは誰だろうか。最近は10代から活躍する選手も増えており、若手のレベルはどんどん上がっているように感じられる。
今回米『ESPN』がU-21プレイヤーの実力をランキング形式で紹介しているが、1位に選ばれたのはドルトムント所属のイングランド代表MFジュード・ベリンガムだ。
今月の代表戦でもイングランド代表はEURO2024予選でイタリア、ウクライナを撃破しているが、ベリンガムはそのチームでも中心だ。もはや不動の存在と言っていいだろう。
恐ろしいのは、これでまだ19歳ということだ。10代にして完成されており、MFとして目立った弱点が見当たらない。
「フィジカル、テクニック、メンタルのすべてが並外れており、完璧なボックス・トゥ・ボックスとしてピッチのあらゆるエリアで活躍する多様性を備えている。身体能力、運動量もあり、緻密なコントロールを備えたベリンガムはボールの扱いに長けている」
同メディアはこう絶賛する。もう少し得点力を上げられればパーフェクトとも付け加えられているが、それさえ叶えばイングランドの大先輩であるスティーブン・ジェラードにも負けないMFとなるだろう。
このランキングでは5位にスペイン代表MFガビ、4位にドイツ代表MFジャマール・ムシアラ、3位にイングランド代表FWブカヨ・サカ、2位にスペイン代表MFペドリを選んでおり、このうち21歳はサカのみ。10代から結果を出すベリンガムとガビの才能は驚異的だ。
イングランドから2人、スペインから2人選ばれているのも特長的で、両国は他にも楽しみな若手を揃えている。
その中でも現時点ではベリンガムがNo.1との評価で、今夏にもビッグクラブによる争奪戦が起こるだろう。