シュミットが難なくキャッチも「もう少しでゴールだった」 短時間で日本に牙を剥いた37歳ファルカオ

高い打点のヘディングだった photo/Getty Images

日本にもこういった選手が欲しい

コロンビア代表のエースストライカーは誰かと聞かれれば、FWラダメル・ファルカオだと答える人が多いだろう。彼は現在37歳とベテランの域に達しているが、28日に行われた日本戦にも73分から途中出場した。

しかし、コロンビアの人々の間ではファルカオの代表招集について意見が割れていたようだ。コロンビア『GOL Caracol』によると、「リーダーシップや経験のある彼を起用するのはいつだって良いことであり、必要なことだ」と述べる人もいれば、「なぜ彼が招集されているのか、その説明が何もない」と疑問を抱く人もいたという。

それでもファルカオは今回の日本戦で一つ見せ場を作った。後半アディショナルタイム突入直前、左からのクロスに反応したファルカオは高々と垂直にジャンプすると、戻りながら対応したMF遠藤航に競り勝ち、ヘディングでボールを地面に叩きつけた。
コースや勢いはやや甘かったため、このシュートはGKシュミット・ダニエルが確実にキャッチしたが、『GOL Caracol』はファルカオが空中戦で強さを発揮したことを評価。「もう少しでゴールが決まるところだった」「まだピッチで戦えるレベルにあることを証明した」と称賛している。

「もう少しでゴール」と言えるほどのシュートではなかったようにも思えるが、あれだけの高さや動きをまだ見せられるのであれば、頼れるスーパーサブとして代表に呼び続ける価値はあるだろう。まだまだ国際レベルで活躍するファルカオの姿が見られそうだ。

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