ジョーカーからの脱却が課題に? 先発で結果を残し続けたい“森保ジャパンの三笘薫”

先発出場の三笘 photo/Getty Images

ウルグアイ戦で先発出場

日本代表はキリンチャレンジカップでウルグアイと対戦。前半に1点を先制される展開となったが、後半に途中出場の伊東純也と西村拓真の2人で同点ゴールを奪い、1-1のドローで終わっている。

この試合で左サイドハーフで先発出場した三笘薫は、積極的なドリブルでチャンスを創出。三笘がボールを持つと会場のボルテージも上がり、日本の攻撃の中心となっていた。

しかしウルグアイもそこは研究済みだった。複数人で三笘をマークしてゴール付近では仕事をさせず、自陣への突破は許してもバイタルエリア以降は、縦と中央に1人ずつ守備を付けて、ドリブルの選択肢を塞いだ。

三笘のドリブルから好機を伺った日本代表だが、彼がボールを持ったときのサポートは少なく、ドリブルに固執してしまうことも少なくない。FIFAワールドカップ・カタール大会では途中出場でジョーカーとして存在感を示した三笘だが、彼と中盤、FWのプレイヤーをどう絡めてスタートから生かしていくか。ここは第二次森保ジャパンの課題となるかもしれない。

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