ザ・ベストの逆の“ザ・ワースト選手”に選ばれたのは…… 55%も票を集めてしまった絶不調FWの評価

レアルで苦しい時間続いているアザール photo/Getty Images

苦しい2年を過ごした男たち

2月27日、FIFAが主催するザ・ベストFIFAフットボール・アワード2022が開催され、男子最優秀選手にはパリ・サンジェルマン所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが輝いた。ワールドカップ制覇の功績を考えれば納得の結果だろう。

そんな中、ベストとは逆の『ワースト』を選ぼうとしたのがスペイン『MARCA』だ。今回のザ・ベストFIFAフットボール・アワードと同じ2021年8月8日から2022年12月18日までの期間で、最も期待を裏切ってしまったのは誰なのか。

同メディアはアンケートにて『ワースト選手』を選出しているが、最多となる55%の票を集めてしまったのはレアル・マドリードFWエデン・アザールだ。
ベルギー黄金世代のエースであるアザールだが、レアル加入以降は期待を裏切り続けている。ワールドカップ・カタール大会も結果を残せず、この得票率も仕方がないか。才能は文句なしの天才アタッカーではあるのだが、コンディション調整に苦戦するところがある。レアルではその問題が続いており、ほとんどトップフォームに戻らないまま時間だけが過ぎてしまった。

ワースト2位は15%でマンチェスター・ユナイテッドDFハリー・マグワイア、3位はトルコのベシクタシュでプレイするMFデル・アリ(9%)、4位はアーセナルからバルセロナ、チェルシーと移籍が続いているFWピエール・エメリク・オバメヤン、カタール大会で結果を残せなかったホッフェンハイム所属のデンマーク代表FWカスパー・ドルベリ(4%)と続く。

2位のマグワイアはマンUでもスタメンから外れており、トッテナムの中心選手だったデル・アリはプレミアリーグで居場所を失った。オバメヤンも移籍を繰り返す中で評価が揺れており、彼らの状況は1年ほどで大きく変わってしまった。

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