「彼のインテリジェンスは唯一の得点に繋がった」 “3試合ぶりゴール関与”の三笘にさらなる進化の兆し

見事な動き出しから決勝点をアシストした photo/Getty Images

半数近くスタメンが入れ替わった中、三笘は先発

1日に行われたFAカップ5回戦ストーク・シティ戦で、公式戦10試合連続となる先発出場を果たしたブライトンの日本代表FW三笘薫。ここ2試合はゴールやアシストから遠ざかっていたが、今回はしっかりと結果を残した。
 
現在プレミアリーグ8位と健闘しているブライトンにおいて、攻撃の中心と言えるほどの活躍を見せている今季の三笘。特にワールドカップを終えてからは好調であり、前回のフラム戦までに公式戦11試合に出場して5ゴール1アシストという結果を残していた。
 
そして今回のストーク戦にも左ウイングのポジションで出場した三笘は、30分に先制ゴールを生み出す。DFルイス・ダンクがエリア内左にスルーパスを出すと、中央寄りにポジションを取ることの多かった三笘がこれに抜け出し、左足のワンタッチでラストパス。飛び込んだFWエヴァン・ファーガソンからすれば、あとは押し込むだけという最高のボールを送った。
 
その後も何度か見せ場を作った三笘だが、ブライトンに追加点をもたらすことはできず。今回は75分にFWフリオ・エンシソと交代し、自らの役目を終えている。
 
現地メディア『Sussex Live』はこの試合の三笘について、「このところ印象的だっただけにベストパフォーマンスとは言い難いが、彼のインテリジェンスはこの試合唯一の得点に繋がった」と彼のアシストを称賛。途中交代については「恐らく土曜日のウェストハム戦に向けて温存したのだろう」という見解を示している。
 
大外だけでなく、内側にもポジションを取るようになった中でアシストという結果を残せたことは三笘にとって大きな自信となったのではないか。ウェストハム戦でもブライトンを勝利に導く三笘の活躍に期待だ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ