マンU最後のタイトル獲得から“6年” 優勝請負人ヴァランはカラバオ杯制覇の持つ意味を知っている

カラバオカップを制すれば、ヴァランにとってもマンUでの初タイトルとなる photo/Getty Images

注目の一戦となる

常勝軍団復活の契機となるのか。エリック・テン・ハーグ監督の下で躍進しているマンチェスター・ユナイテッドが、27日にカラバオカップ決勝に挑む。

現在リーグ3位につけるマンUはワールドカップ明けから特に好調であり、先月23日に行われた首位アーセナルとの一戦以外は全て引き分け以上で終えている。24日に行われたヨーロッパリーグ決勝トーナメントプレイオフのバルセロナ戦でも2-1の勝利をあげており、2戦合計スコア4-3としたマンUがELベスト16進出を決めた。

そんな中で迎えるのが、今回のカラバオカップ決勝ニューカッスル・ユナイテッド戦。マンUがタイトルを獲得したのはELやリーグカップ(現カラバオカップ)を制した2016-17シーズンが最後であり、6シーズンぶりのタイトル獲得を目指して彼らはこの一戦に臨む。
英『Daily Mail』によると、前所属先のレアル・マドリードで数々のタイトルを手にしてきたラファエル・ヴァランが、今回のカラバオカップ決勝に向けた意気込みを語っている。テン・ハーグ体制での最初のトロフィーを獲得することが、さらなるトロフィーの獲得に繋がると確信しているようだ。

「最初のトロフィーはとても重要なものだ。マドリードにいた時にセルヒオ・ラモスとそのことについて話したのを覚えている。(2012年にラ・リーガを制して)スタートを切ってから、僕たちはたくさんの優勝を味わった」

「マドリードは数年間優勝から遠ざかっていたけど、最初の1回でメンタリティーではなく信念が変わった。『よし、俺たちはやったぞ。だからまた優勝できるはずだ』と僕たちは考えるようになった」

「もっと可能性があると信じ、自信を持つことができれば、運もついてくる。それがポジティブなサイクルなんだ」

ニューカッスルは現在プレミアリーグ最少失点を誇る厄介な相手だが、ラ・リーガ最小失点を誇るバルサを下したことはマンUにとって大きな自信となるのではないか。この大一番を制し、新たなサイクルに突入していく彼らの姿に期待したい。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ