セルティック2年目のシーズンは二桁ゴールにも期待ができそうだ。古橋亨梧がリーグトップとなる19ゴールを記録して得点王への期待が寄せられる中、隣でプレイする相棒も得点を積み重ねている。
昨冬に横浜F・マリノスからセルティックへ加入した前田大然は、昨季のスコティッシュ・プレミアシップで16試合6ゴールをマーク。リーグ首位のクラブで勢いを後押しする活躍で優勝に貢献すると、今季は[4-1-2-3]の左ウイングとしてレギュラーに定着し、ここまで23試合6ゴール5アシストを記録している。
第24節のリヴィングストン戦で6ゴール目をマークし、ゴール数で昨季の成績に並んだ前田。さらに目指すのは二桁ゴールだろう。残りリーグ戦はチャンピオンシップを含めると、13試合で4ゴールと達成するのは十分可能である。
またFIFAワールドカップ・カタール大会後の公式戦ですでに4ゴールを決めるなど、前田自身のコンディションは向上。W杯で日本代表として決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦でゴールを決めた経験は、大きな自信となっていることだろう。マリノス時代から前田を見ているアンジェ・ポステコグルー監督もインタビューにて「W杯が上積みになった。すべてのことがプラスに働いている」と称賛。古橋に続いて前田も得点量産態勢に入りそうだ。