ブンデス最速の“36.7km/h”も飛び出した アデイェミ、ハラー、ムココらドルトムント攻撃陣の脅威

ゴールパフォーマンスも印象的なアデイェミ photo/Getty Images

後半戦は攻撃陣爆発の予感も

後半戦からドルトムントが快調だ。年明け22日のアウグスブルク戦より3連勝中だったドルトムントは、4日に行われたフライブルク戦でも5-1と大勝。やはり注目すべきは攻撃陣だ。

フライブルク戦では復帰したFWセバスティアン・ハラーが得点を挙げたが、昨夏に獲得されたハラーはチームのエース候補だ。ハラー自身はもちろん、この時をサポーターも待っていたことだろう。

さらに前節のレヴァークーゼン戦に続いて2試合連続でネットを揺らした21歳のドイツ人FWカリム・アデイェミも見逃せない。昨夏にザルツブルクから獲得されたアデイェミは、すでにドイツ代表デビューも果たしている期待のヤングスターだ。
前半戦では結果を残せなかったが、前節レヴァークーゼン戦でブンデスリーガ初得点を記録。勢いそのままにフライブルク戦でもネットを揺らしており、アデイェミもまた新生ドルトムント攻撃陣の主軸になってほしい選手だ。

またドルトムント公式は、このフライブルク戦でアデイェミが36.7km/hものトップスピードを記録したと紹介しているが、これはブンデスリーガ最速のスピードだという。身体能力の高さは印象的で、新生ドイツ代表でもエース候補の1人と言えよう。アデイェミのブレイクをドイツ中が待っている。

すでにブレイクしている18歳のFWユウスファ・ムココ、まだ今季リーグ戦無得点ながらポテンシャルは高いオランダ代表FWドニエル・マレン(24)など、今のドルトムントには他にもタレントが揃っている。前半戦は攻撃が湿りがちだったが、後半戦は良い形で入れている。まだまだ逆転優勝を狙える位置にいるが、ドルトムントはここからギアを上げていけるのか。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ