今季はプレミアリーグ9位と勢いに乗れないリヴァプール。しかし、そんなクラブの状況を尻目に後半戦もケガ人の勢いは止まらない。イブラヒマ・コナテが負傷して少なくとも3週間近くは離脱することが決まった。
1月にフィルジル・ファン・ダイクが負傷して長期離脱中のチームにおいてコナテはフィジカルとスピードを持ち合わせて高いパフォーマンスを発揮していた。FAカップのブライトン戦でも要所で相手FWを潰してチャンスの芽を摘む役目を全う。低調気味なジョー・ゴメスやジョエル・マティプらセンターバック陣の中で唯一の希望ともいえた存在だった。
そんなコナテもケガに見舞われてしまう。英『TheTimes』によればコナテはハムストリングを負傷しており、約3週間は離脱する模様だと伝えられている。2月からはUEFAチャンピオンズリーグも始まり、決勝トーナメント1回戦でレアル・マドリードと対戦するなど連戦が続いていくリヴァプールにとっては痛手だろう。
ただでさえ層が薄い中盤に加え、近年積極補強を見せている攻撃陣や守備陣が揃ってケガで離脱。負傷者が絶えないリヴァプールだが、補強だけでなくスタッフ体制なども含めて根本的な見直しが必要になりそうだ。