スコットランドでキャリアを始め、イングランド2部でも頭角を現していたオーストラリア代表DFがついにプレミアリーグへと挑戦することになった。今冬の移籍市場でストーク・シティからレスターへと移籍したハリー・サウターだ。
ダンディー・ユナイテッドでキャリアをスタートさせたサウターは、2016-17シーズンにストーク・シティへと移籍する。18歳のセンターバックは、ロス・カウンティ(スコットランド)やフリートウッド・タウンなどにレンタル移籍して経験を積み、2020-21シーズンにストークへ復帰する。
復帰前年の19-20シーズンにイングランド3部にて36試合3ゴールとレギュラーを勝ち取ったサウターは、翌年にストークでも主力として活躍する。初のチャンピオンシップ(2部)で38試合1得点と結果を残す。昨季は出場機会が減ってしまったが、今季シーズン途中に行われたFIFAワールドカップ・カタール大会でオーストラリア代表として4試合に出場。そこでも高いパフォーマンスを発揮して高く評価された。
198cmの長身を武器に相手FWを封じ込め、的確なポジショニングで最終ラインを統率する24歳はW杯でアルゼンチン代表も苦しめた。足元の技術もうまく、ここから大きく成長を遂げるDFになるだろう。今季は下位に低迷するレスターだが、サウターがチームを支えることができるか、注目だ。