「ハーフタイムに彼に言ったし、これからも言い続ける」 バーミンガム指揮官、“不発”の古橋亨梧に言及

今季からバーミンガムでプレイする古橋 Photo/Getty Images

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開幕から3戦ゴールなしだが

チャンピオンシップ第3節オックスフォード戦を辛くも1-0と制したバーミンガム・シティ。これで2勝1分の5位につけている。

しかし今夏加入のFW古橋亨梧には今節もゴールはなかった。先発した古橋だったが、61分にトミー・ドイルと交代となっている。これで開幕以来3試合連続無得点となった。

しかしクリス・デイヴィス監督は心配していないようだ。同監督は古橋がいずれゴールを決めると主張している。『Daily Record』がコメントを伝えた。
「ハーフタイムに彼に言ったし、これからも言い続ける。チャンスを逃しても、私が本当に心配することはない。チャンスを掴めないときが心配だ。『最後にチャンスがあったのはいつだ? 彼はストライカーなんだから、チャンスを掴むべきだ』なんて考えてはいけないんだ」

「私はいつも『彼らはゴールの決め方を知っているのだから、そうなるはずだ』と考える。彼らはボールにどれくらい触れるべきか、どんなテクニックを使うべきかを知っている。それはとても本能的で、自然なことなんだ。特にキョウゴのような長年コンスタントに得点を重ねてきた選手にとってはね。だから私はまったく心配していない。彼には続けるように言い聞かせているだけだ。そうすればすぐに成果が出て、目標達成できるだろうから。私が狙っているのはチャンスを掴むことだし、彼はそれを掴んでいる」

「彼は信念を持ってプレイしているし、ここに来てからずっと楽しんでいると思う。彼がどれだけスプリントしてプレッシャーをかけ、背後に走り込んでいるかを見れば、チームに多くをもたらしていることがわかる。彼の動きでディフェンダーを引き付けている」

「間違いなく経験豊富な選手だと思う。初めてのクラブでプレイする若造とか、そういった類の選手ではない。彼はサッカーを熟知しているし、続けるだけでゴールはついてくるってことをわかっているんだ」

デイヴィス監督は古橋を擁護した。リーグ戦ではまだ結果がついてこない古橋だが、リーグカップ1回戦のシェフィールド・ユナイテッド戦では開始5分でゴールを決め、勝利に貢献している。チャンピオンシップでも古橋のゴールが生まれるか、期待したい。

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