ロナウドの後釜はムバッペ? ユナイテッドは約248億円の移籍金用意。シティのハーランドに張り合えるアタッカー獲得へ

キリアン・ムバッペはこのままPSGに残るのか photo/Getty images

攻撃陣の中心となる存在だ

クリスティアーノ・ロナウドとの関係が悪化しているマンチェスター・ユナイテッド。契約は2023年の6月までだが、この冬で契約を打ち切る可能性も報じられている。

ユナイテッドは新たなストライカーを探しており、その獲得が早まる可能性が高い。現状ロナウド抜きであれば、マーカス・ラッシュフォードとアントニー・マルシャルの2人だけであり、マルシャルは怪我が多く計算できない。シーズン後半戦はELのプレイオフが予定されており、強力な援軍が欲しい。

英『BBC』によると、パリ・サンジェルマンのキリアン・ムバッペが候補として浮上しているようだ。23歳のアタッカーで、1億6000万ユーロの市場価値はアーリング・ハーランドに次いで世界2位の数字である。
ムバッペは今夏の移籍市場でレアル・マドリード行きが濃厚とされていたが、残留し契約延長にサインしている。しかしその後ムバッペが今冬にPSG退団を希望しているとの報道があり、クラブはその噂を否定したが、真相は分かっていない。

同メディアによると、ユナイテッドはムバッペを獲得するために1億5000万ポンド(日本円にして約248億円)以上の移籍金を支払う用意があるようだ。安定した財政力を持つクラブであり、こういったマネーゲームでは強さを見せる。

またナポリのヴィクター・オシムヘンも候補として名前が報じられている。こちらはムバッペと比べると現実的な案であり、可能性は高い。

ムバッペは左ウイングとセンターフォワードでプレイでき、現在PSGでは2トップの一角としてプレイしている。推進力のあるドリブル、スピード、テクニック、決定力とすべての数値が高く、マンチェスター・シティのアーリング・ハーランドと張り合える数少ないFWだ。

ユナイテッドに移籍するとなればCFでの起用が予想される。左ウイングでは現在若手のアレハンドロ・ガルナチョが台頭しており、彼の出番を失うことだけは避けたい。彼も優秀な若手であり、継続してプレイタイムを与えたい。

ユナイテッドの補強候補にマッチしているムバッペ。ユナイテッドはPSGが要求する移籍金を用意できる数少ないクラブであり、今冬に移籍となるのだろうか。

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