シティの正守護神エデルソンの地位が危ない 新加入GKオルテガの脅威

初年度から周囲を納得させるパフォーマンスを披露するオルテガ photo/Getty images

エデルソンもうかうかしてられない

ジョゼップ・グアルディオラ監督が就任して以降、マンチェスター・シティのGKは長くエデルソン・モラレスが務めている。ブラジル代表にも選ばれている実力者で、GKながら足元でのボール捌きが上手く、ビルドアップを活性化させる。

そんなエデルソンの控えとしてザック・ステッフェンが以前までクラブに所属していたが、安定感がなく控えとしては物足りない存在だった。今夏の移籍市場では出場機会を求めてミドルズブラにローン移籍している。

そこでシティは新たなGKを獲得した。それがシュテファン・オルテガだ。ここまで3試合の公式戦で起用されており、そのパフォーマンスは素晴らしい。
ビルドアップ時の落ち着きと配球力はエデルソンに匹敵するものがあり、最後尾からチームの攻撃を支える。セービング力はそのエデルソンを凌ぐともいわれている。実際に2-0と勝利したチェルシー戦ではビッグセーブを連 発 し て お り、データサイト『SofaScore』によると5セーブを記録していたようだ。

「GKコーチと一緒に学び、新しいことをたくさん学んだ。夏よりもいいキーパーになっている」

チェルシー戦後、英『Manchester Evening News』のインタビューにオルテガが答えており、シティでの充実ぶりを語っている。ここ最近のCL、カラバオカップで披露したパフォーマンスは素晴らしく、オルテガの成長がうかがえる。

シティはGKにも競争力が必要だと考え、このオルテガを獲得した。その考えは当たっており、エデルソンの実力に匹敵する選手がやってきた。現在の序列はエデルソンが一番手と なっているが、シーズン終盤にはどちらがペップに先発として指名されることになるのだろうか。

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