切れ味鋭いドリブルで先制ゴールをアシスト 浦和のレフティードリブラーは右サイドで輝いた

大久保のさらなる活躍に期待だ photo/Getty Images

ユンカーのゴールを創出

浦和レッズはJ1第32節でサガン鳥栖と対戦。キャスパー・ユンカーと小泉佳穂の得点で2-1と勝利した。この試合で自身の持ち味を遺憾なく発揮し、先制点をアシストしたドリブラーが大久保智明である。

この試合では右サイドハーフで先発出場した大久保。得意なドリブルから中央へカットインして左足のシュートやクロスで鳥栖ゴールを脅かした大久保は、40分に岩尾憲からのロングボールを受けると、キレのあるフェイントで相手DFをかわして相手のゴールエリアへ進入する。パク・イルギュが出てきたところを見計らってユンカーへとパスを送り、先制点を創出した。

相手にボールを支配されていた展開の中で大久保のドリブルからチャンスを作って決定機を生み出していた浦和。今季はダヴィド・モーベルグの加入によって右サイドはモーベルグが位置していたこともあり、大久保は左にまわる機会も多かった。左利きの大久保は、ドリブルを駆使して左サイドから利き足のクロスを供給することも多々あった。
しかし右サイドから切り込み、シュートもクロスも選択できる大久保は右サイドでより輝くことを証明。J初スタメンとなったブライアン・リンセンとも連係を深めて左右のサイドで大久保が浦和の武器となっていく。

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