B・フェルナンデスとL・マルティネスがチームメイトに喝 シティ戦の意地の3ゴールは彼らのキャプテンシーから生まれていた?

精神的にもチームを引っ張っているB・フェルナンデス photo/Getty Images

今季最初のマンチェスター・ダービーはシティに軍配が上がった

2日に行われたマンチェスター・シティとのダービーマッチを6-3で落としたマンチェスター・ユナイテッド。この試合のハーフタイム中、マンUのロッカールームには怒声が響き渡っていたようだ。
 
FWアーリング・ハーランドとFWフィル・フォーデンに前半だけでそれぞれ2ゴールを許してしまったシティ戦のマンU。英『The Sun』によれば、ハーフタイム中にMFブルーノ・フェルナンデスとDFリサンドロ・マルティネスの2人がチームメイトに対して「信念が欠けている」と激怒していたようで、その声がロッカールームの外まで響き渡っていたという。アウェイ側のロッカールームの外にいたシティのスタッフがこれを聞いたようだ。
 
マンUは後半に入ってからもハーランドとフォーデンに1ゴールずつ決められてしまい、計6失点の大敗を喫した。それでもFWアントニー・マテウスの見事なミドルシュートやFWアントニー・マルシャルの2ゴールで3点を返すことには成功している。
 
また、同メディアによれば、B・フェルナンデスは試合後にこのようなコメントを残している。
 
「序盤の姿勢と信念がベストではなかった。それが多くの問題を引き起こし、早い時間帯での失点に繋がった」
 
「その後、我々はスコアを取り戻さなければならなかったが、後半はずっと良くなっていた」
 
「僕たちはより支配できるようになったし、より試合をコントロールできるようになった。ボールを持てる時はより勇敢になれるんだ」
 
「本当にがっかりしているが、今は次の試合に集中しなければならない。以前のようなパフォーマンスを取り戻さなければならないことはわかっている。信念や他の全てのこと、一体感などにおいてもね。そして、落ち込んではいられないことも理解している」
 
自発的にチームを鼓舞することができるB・フェルナンデスやL・マルティネスといった選手がいることは、エリック・テン・ハーグ監督にとって頼もしい限りだろう。7日にはヨーロッパリーグのオモニア・ニコシア戦を控えているが、上手く切り替えて試合に臨むことができるか。

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