リヴァプールの“最大の脅威で最大の弱点”に 世界屈指のSBが立たされる苦境

失点に絡んでしまったA・アーノルド photo/Getty Images

三笘にもドリブル突破を許した

昨季はプレミアリーグ2位でUEFAチャンピオンズリーグでも決勝まで勝ち上がり、国内カップ戦で2冠を達成するなど、脅威的な強さを見せていたリヴァプール。しかし今季はここまでチームの状態はいいとはいえず、7試合で2勝4分1敗の9位と、1試合少ないながら、すでに昨季王者のマンチェスター・シティとの差は10と広がっている。

第9節のブライトン戦でも序盤から失点を重ね、レアンドロ・トロサールにハットトリックを決められてしまい、3-3のドローで決着した。特に1失点目でトロサールに振り切られてしまったトレント・アレクサンダー・アーノルドの守備には多くの批判の声が挙がってしまう。

そんなアレクサンダー・アーノルドのパフォーマンスに対し、英『BT Sports』ではクラブのレジェンドであるマイケル・オーウェン氏が「攻撃面はリヴァプールの最大の脅威であり、守備面ではリヴァプールの最大の弱点」とコメントを残すなど、守備面での苦戦するDFを評した。
高精度なキックを武器に世界屈指のサイドバックとなったアレクサンダー・アーノルドだが、24歳となった今季、苦境に立たされている。ブライトン戦では三笘薫の対応に思わずイエローカードをもらってしまうなど、リヴァプールの弱点となってることは間違いない。また今季は守備を覆すほどの攻撃力を見せられていないことも批判の要因となっている。若きスターはここからどう成長していくのか。

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