新生チェルシーの最前線は21歳のFWが担う? ブロヤの可能性に目をつけるポッター新監督

ポッター監督から指示を受けるブロヤ photo/Getty Images

ブロヤにチャンス到来か

トーマス・トゥヘル監督に代わって新たにチェルシーを率いることになったグレアム・ポッター監督。初陣では新加入のFWピエール・エメリク・オバメヤンやFWカイ・ハフェルツを前線でスタメン起用したが、FWアルマンド・ブロヤにも可能性を見出しているようだ。
 
15日に行われたチャンピオンズリーグのレッドブル・ザルツブルク戦で初めてチェルシーを指揮したポッター監督。後半開始直後のFWラヒーム・スターリングのゴールで先制に成功したものの、75分に追いつかれ、1-1のドローという結果で最初の試合を終えていた。
 
19日に予定されていたリヴァプール戦が延期となったため、チェルシーの次の試合は代表ウィーク明けのクリスタル・パレス戦となる。ザルツブルク戦からは約半月の時間があるが、ポッター監督はこの期間を使って自らの戦術をよりチームに浸透させていくつもりだろう。
 
英『The Sun』は、21歳のストライカー・ブロヤがトレーニング内で見せたポテンシャルに、ポッター監督が手応えを感じたと伝えており、彼をすぐにスタメンで起用する可能性について言及。ポッター監督が導入を望んでいる独自のプレッシングシステムに、ブロヤの特長がマッチするのではないかという見解を示している。
 
チェルシーの生え抜き選手であるブロヤは昨季サウサンプトンにローン移籍し、リーグ戦32試合に出場、6ゴールを記録。今季はチェルシーに残留し、ここまで公式戦6試合で途中出場を果たしていた。
 
リーグ開幕から約1ヵ月、トゥヘル監督にはスタメンとして一度も起用してもらえなかったブロヤだが、ポッター監督からはついにその機会が与えられるか。彼がどのように起用され、どのような役割を担うのか、今後の動向に注目だ。

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