4年ぶりに代表へと復帰した新潟の新助っ人 ケガから復帰してW杯メンバー入りを目指す東京五輪オーストラリア代表の主将

昨年は東京五輪でキャプテンを務めたデン photo/Getty Images

デンの出場はあるか

11月に開幕するFIFAワールドカップに向けてどこの代表チームも大詰めを迎えており、代表選考にも注目が集まっている。ワールドカップの出場をかけたプレイオフでペルーに勝利したオーストラリアは、9月の代表ウィークでニュージーランドと2試合が予定されている。

メンバー選考で注目が集まったのが、アルビレックス新潟のトーマス・デンの復帰だ。クラブを通して「招集されてとても誇らしく思います。アルビレックス新潟の選手として国際レベルでクラブを代表できることを、うれしく思います」とコメントしている。

2020年に浦和レッズに加入し、センターバックとして活躍したデン。スピードと足元の技術は高く、最後尾から正確なクサビのパスを入れられる現代型のDFだ。昨季は東京オリンピックでキャプテンを務めるなど、世代別の代表でも存在感を発揮していた。
しかし昨季リーグではケガを繰り返して浦和で試合に絡むことができず。公式戦わずか6試合の出場に終わり、昨季限りでチームを退団。今季新潟に加入するも負傷離脱して前半戦は出場することができず、オーストラリア代表からも遠ざかっていた。

しかし新潟復帰後は持ち前のポテンシャルを遺憾なく発揮する。栃木SC戦でデビューすると、積極的に縦パスを入れてチームの勝利に貢献。現在は先発の座を勝ち取っており、J2首位の新潟を支える攻守のキーマンとなっている。負傷さえなければ実力は十分なデンだが、このままワールドカップ出場まで戦い抜くことができるか。

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