正確なフィードでカウンターの起点となる岩波拓也 19年ACL準優勝を知る男が再び決勝の舞台へ進むべく浦和を支える

パトゥム戦で1得点の岩波 photo/Getty Images

ショルツとCBコンビを組む

浦和レッズはAFCチャンピオンズリーグの決勝トーナメント準々決勝でパトゥムユナイテッドを4-0と退け、準決勝へと駒を進めた。ここまで2試合で無失点勝利に貢献し、パトゥム戦では1得点を決めたセンターバックが岩波拓也だ。

パトゥム戦でもアレクサンダー・ショルツとの堅守を発揮してゴールを許さなかった岩波。前線から積極的にプレッシングを仕掛ける相手をはがしながらパスを供給しつつ、42分にはCKで自らゴールネットを揺らすなど攻守にわたってチームの勝利に貢献した。

岩波は正確なフィードでカウンターの起点にもなれるセンターバックだ。今試合では17本ものロングボールを供給しており、そのうち13本を通すなど正確なフィードでチームに勢いをもたらしている(データは『SofaScore』より)。
今季はJ1で24試合に出場し、リカルドレッズを支えている。主力選手では西川周作とともに前回出場時の準優勝を知るメンバーである岩波が、再び決勝の舞台へと上がるため、韓国王者にも負けない強さと正確なキックを見せてくれるはずだ。

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