横浜F・マリノスの左WGを支えるエウベル 切れ味抜群のドリブルに強度を兼ね備えた万能アタッカーが優勝のキーマンに

神戸戦でスタメンを飾ったエウベル photo/Getty Images

今季J1ではここまで4ゴール

AFCチャンピオンズリーグではヴィッセル神戸に2-3と敗れ、今季のアジア制覇とはいかなかった横浜F・マリノス。この悔しさをJ1の舞台で晴らすため、2019年以来の優勝を狙っている。

リーグ制覇に向けてキーになりそうなアタッカーがエウベルだ。今季ここまでJ1で19試合に出場し4ゴール5アシストを記録する左ウイングは加入当初から高い存在感を残し、チームの主力として活躍しているのだ。

ブラジル時代にはクルゼイロやバイーアなどで得点を重ねてきたエウベル。昨季横浜FMへと加入すると、チームの切れ味鋭いドリブルとスピードを生かして左サイドで大きな武器になる。昨季も37試合5ゴールと前田大然という得点源とともに前線で相手守備陣のゴールを脅かした。
また身体の強さも彼の特長の1つだ。神戸とのACL決勝トーナメント1回戦では、得点こそなかったものの、デュエル数14回で勝利数は脅威の「13」を記録。また3度の空中戦もすべて勝利するなど、サイドでの強度の高さも彼の持ち味なのだ。

また今試合では一番の武器であるドリブルでも魅せているエウベル。9度のドリブル成功数と成功率「100%」と1アシストの助っ人はデータでも高い結果を残したのだ(データは『SofaScore』より)。

今季の優勝に向けて彼のゴールやアシストがさらに伸びればチームの結果に大きくつながってくるはず。エウベルの活躍から目が離せない。

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