中堅相手の4失点大敗も珍しくなくなってきた? ファーガソン氏退任以降のマンUに増えてきた大敗劇

ブレントフォードに大敗したマンU photo/Getty Images

ファン・ハール、スールシャール体制でも起きた大敗劇

格下であるはずのブレントフォードに0-4の大差で敗北。13日に行われたプレミアリーグ第2節にて、マンチェスター・ユナイテッドは手痛い敗北を喫してしまった。

スコアもそうだが、内容が悪すぎる。自陣でもミスを連発してしまい、自滅と言っていい失点もあった。エリック・テン・ハーグ政権がスタートしたばかりとはいえ、サポーターの怒りは頂点に達したことだろう。

ただ、英『Daily Mail』は名将アレックス・ファーガソン氏が去ってからのマンUではブレントフォード戦のような敗北も珍しいものではなくなったと振り返る。格下にあっさり敗れるケースが目立つようになったのだ。
例えばルイ・ファン・ハール政権だった2014-15シーズン、マンUはリーグ杯2回戦で下位カテゴリーのMKドンズに0-4のスコアで敗れている。このゲームには香川真司も出場していたのだが、さすがにこのスコアはまずかった。また、MKドンズでは当時無名に近かったMFデル・アリもフル出場している。

オーレ・グンナー・スールシャール体制の2018-19シーズンは、エヴァートンに同じく0-4のスコアで敗れたゲームもあった。しかもマンUは枠内シュートを1本しか打つことができず、スタメン出場していたFWロメル・ルカクアントニー・マルシャル、マーカス・ラッシュフォード、MFポール・ポグバらにも全く当たりが出なかった。

昨季はワトフォードに1-4、ブライトンにも0-4のスコアで敗北。ワトフォード戦では20本もシュートを浴びせられてしまい、ブライトン戦も枠内シュート6本中4本を決められてしまう厳しい敗北だった。

ブレントフォード戦と同様に4失点しているところも共通点で、サポーターの中にはこのスコアに慣れてしまった人もいるかもしれない。ファーガソン体制では格下相手にここまでやられるケースは少なかったが、今では1シーズンに1、2回は格下相手に大差で敗れるケースが出てしまっている。

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