ブライトン三笘薫に試練到来? ククレジャ後釜にクラブは“攻撃的な左WB”アンヘリーニョをリストアップ

ブライトンがアンヘリーニョに興味を持っているようだ photo/Getty images

ライバルとなる

マルク・ククレジャの放出が濃厚なブライトン。マンチェスター・シティは交渉の場から離れたが、次はチェルシーが獲得の話を持ちかけている。移籍市場に精通しているファブリシオ・ロマーノ氏によるとすでにククレジャとチェルシー間で合意に至ったようだ。残るはクラブ間での合意であり、ブライトンが要求する5000万ポンドを支払う必要がある。

ブライトンはすでにククレジャ放出に備えて後釜の獲得を目指しており、その一人とされているのがライプツィヒのアンヘリーニョだ。英『Daily Mail』によるとライプツィヒはアンヘリーニョと同じく左サイドのダビド・ラウムを獲得しており、アンヘリーニョが余剰戦力になるという。アンヘリーニョの獲得を希望するクラブは多く、バルセロナもその一つである。

シティのアカデミーで育ち、複数のクラブを経由して2019年にシティのトップチームに戻った珍しい経歴を持つアンヘリーニョ。しかしシティ復帰となった19-20シーズンではリーグ戦で6試合しか起用されず、冬の移籍市場でライプツィヒに向かっている。この判断が正解だったようで、昨季のライプツィヒではリーグ戦29試合に出場して2ゴール5アシストを記録した。
攻撃な左サイドバックの選手として知られており、ライプツィヒでは主に左ウイングバックとしてプレイしている。推進力のあるドリブル、高精度のキックを武器とするレフティで、その攻撃性能の高さはドイツで発揮されている。守備面での対応は気になるが、ウイングバックでの起用であればそれほど気にならないか。

ブライトンの左ウイングバックといえば三笘薫とポジションが被ることになる。右足の三笘と左足のアンヘリーニョで差別化できるが、ブライトンはCLやELに出場するクラブではなく、出場機会は限られる。現状の左ウイングバックの1番手はレアンドロ・トロサールであり、アンヘリーニョの獲得となれば三笘にいきなり試練が訪れることになる。

放出が濃厚となっているククレジャ。昨季ブライトンの堅守を支えた選手の一人であり、彼の移籍でどのような影響がチームに及ぼされるのだろうか。

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