今季の奥川雅也はより結果を求められる ドイツで毎年飛躍を続ける日本人MFのさらなる得点は

奥川の得点に期待したい photo/Getty Images

2シャドーの1人としてプレイ

昨季ブンデスリーガで飛躍を遂げるものの、チームはまさかの2部降格を味わった奥川雅也。今シーズン2部での戦いを決めた男は、攻撃でビーレフェルトをけん引する存在となるだろう。

2020-21シーズン途中にザルツブルクからビーレフェルトへと期限付き移籍した奥川は、初年度からチームのアタッカーとして活躍。完全移籍で加入した昨季は主力として1年間戦い切ると、ブンデスリーガで33試合8得点1アシストと大きなブレイクを遂げる。

しかし個人の好調さとは反してチームは17位に沈み、2部へと降格してしまった。動向にも注目が集まった奥川だが、ビーレフェルトを残留。1年での1部復活に向けてチームの得点源となれる活躍に期待が寄せられている。
するとすでにビーレフェルトで欠かせない存在となる奥川。開幕戦のザントハウゼン戦では1点ビハインドの59分に同点に追いつくゴールを決めると、7月31日に行われたDFBポカールのエンガース戦でもチームの4点目の得点を記録する活躍を見せる。[3-5-2]の2シャドーの一角に入り、中央からのドリブルやパスで攻撃のアクセントとなるだけでなく、ゴール前へと飛び出して得点を決める鋭さも持ち合わせている。

しかしチームはここまでリーグ2連敗中と苦しいスタートとなった。次こそは勝利につなげる得点を上げられるか。奥川の奮起でチームを昇格へと導けるか。

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