スターリング、ジェズスの国内売却でどう変わる? マンCは売却が目立つ夏に

スターリングはチェルシーへ photo/Getty Images

攻撃の面子は大きく変わる

マンチェスター・シティは毎年のように豪華な補強を展開しており、今夏もドルトムントからFWアーリング・ハーランド、リーズ・ユナイテッドからMFカルヴィン・フィリップスを獲得。移籍市場では相変わらず主役級の動きを見せている。

ただ、今冬から今夏にかけて放出の方も目立っている。特に前線は今冬にフェラン・トーレスをバルセロナへ、今夏はFWガブリエウ・ジェズスをアーセナル、ラヒーム・スターリングをチェルシーへと売却した。

今夏ここまでの動きを振り返ると、獲得の方ではハーランドの6000万ユーロをはじめとして計1億875万ユーロを費やしている。一方で売却の方はスターリングが5620万ユーロ、ジェズスが5220万ユーロ、さらにはDFペドロ・ポロ(850万ユーロ)、板倉滉(500万ユーロ)の売却があり、計1億2190万ユーロを手にしている。
スペイン『MARCA』はマンCで売却額の方が多くなるのはレアケースと取り上げているが、この放出がどう影響してくるのかは気にかかる。ジェズスとスターリングはそれぞれ国内のライバルクラブに移籍しており、厄介な敵になる可能性も考えられる。

ハーランド、さらに若手アルゼンチン人FWフリアン・アルバレスも加えているが、この新加入FW2人が新シーズン開幕からスムーズにフィットする保証はない。

リヤド・マフレズ、ジャック・グリーリッシュ、ケビン・デ・ブライネなど攻撃的なピースは他にも揃っているが、攻撃陣に大幅な入れ替えがあったマンCがどう機能するかは序盤戦の注目ポイントになるだろう。

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